2017.04.15レッスン♪
おはようございますうめです。
3月から、大阪音大付属音楽院でのレッスンを受講しています。
(RHYのレッスンは継続)
音大の先生のレッスンを一般人に開放してくれている大阪音大。
ちょっとお高いですけど、さすが指導者・演奏家としてのプロ、情報量が凄い。
この日はノクターン17番を見ていただきました。
・全体的に
一拍目に体を使わない。
内声をたっぷり歌う。
風景、色を味わいながら。
テヌートにこだわりを持って。
ルバートはただ遅くなるのではない。先に行きたい気持ちと、ここに止まりたい気持ちが引っ張り合う。駆け引き。
・1~2小節目
冒頭のアルペジオから2小節目、音の減衰を感じて移る。気持ちはクレシェンド。
・4小節目以降たくさん
ベース音は体から話して「長い音」。
テノールパート(音符の棒が上向き)はしっかり指を置いて。
・5小節目以降たくさん
テノールパートの半音階は特に歌う。
・6小節目その他
ややこしい和音は丁寧に重ねて。
・7小節目
1~2拍目デクレッシェンド。
・10小節目
左手3拍目のアルペジオは急がず丁寧に。
・12~19小節目
左手はテンポを守る、右手は歌う。別人格。
特に右手の内声はしっかり歌う。
・15~19小節目
左手ベース音、幅を出して。
・16~19小節目
右手、音を「移していく」意識を持って。
・21~26小節目
左手、別パートであることをはっきり音色で示す。テノールとバスをタッチを使い分けて。
1つのフレーズに別の楽器が隠れている。
・26小節目
右手のパッセージ、各指が同じ長さで近いところで動くポイントを探す。
左手のテノールをしっかり歌って。
・28小節目
音の減り方をしっかり聴いてペダリング。
・30~31小節
テノールの半音階を歌う。
・35小節目
音色を変える。手首でなく指先で歌う
・37~60小節目(ソステヌート)
左手の親指はいつもカンタービレ。
親指の置き方を研究して。
左手のシンコペーションをはっきり。
但し右手は通常の拍感を守る。別人格。シンコペーションに動じない。
・43~44小節目
特にテノールを歌って。他同様。
・68小節目以降再現部
トリルはミケランジェリのラヴェルピアノ協奏曲が参考になる。バーンスタインもいい。
トリルの強弱は大袈裟にやってよい。
トリルは細かく。
・71小節目
右手親指、手首が下がらず一定のポジションを保てる位置で。
・75小節目
ピアニッシモははっきり喋るように。
・76~81小節目
4パート全てがしっかり絡み合う。メロディ+伴奏ではない。全員が主張して。
ソプラノ無しでも完成される音楽。特に79~80小節はテノールとバス。
・81~84小節目、85~88小節目
それぞれ①②③④と数える。ベース音は長く。
・91~94小節目
拍感を保つ。16分は軽く、一回転の中に収めるイメージで。